(エ)国際航空による貨物輸送


 (増加を続ける国際航空貨物)
 7年度の国際航空貨物輸送量(継越貨物を除く。)は、輸出、輸入ともに6年度の大幅な伸びに比べ、伸び率は鈍化してはいるものの、依然として順調な伸びとなっており、輸出は、アジア地域との取扱いが増え続けたことなどにより、トンベースで対前年度比(以下同じ。)11.5%増の68万トン、輸入は日本の製造業の海外生産の拡大もあって製品、半製品の輸入が急増したことなどから、14.5%増の113万トンとなった。
 我が国の航空企業による輸送量(トンベース、継越貨物を含む。)をみると、輸出は1.8%増、輸入は7.6%増であり、積取比率は6年度に比べ、輸出は0.7ポイント減の38.6%、輸入は0.3ポイント減の38.5%となった〔2−1−24表〕