(5) 事故の原因究明と再発防止


 鉄道事故が発生した際には、鉄道事業者に対して、適正かつ迅速に原因究明を行うよう指導している。また、必要な場合には、運輸省は自ら原因究明にあたるとともに、事故の背後要因解明のため特別保安監査を実施している。これらの調査結果については、必要な情報を事業者に提供するとともに、行政施策への反映により、同種事故の再発防止に活用している。さらに、情報公開の観点から、調査途中においても可能な限り中間報告を行っている。