3 空港周辺環境対策


 空港周辺地域において、「航空機騒音に係る環境基準」の達成を目標として低騒音機材の導入等の発生源対策を促進する一方、周辺対策として、学校・病院等の防音工事、建物等の移転補償、緩衝緑地帯やエアフロントオアシス(親空港親水公園)の整備、地方公共団体と協力した移転跡地等の活用による公園・緑道等の整備を進めている。
 また、移転跡地の管理や空港周辺の地域整備に係る調整等を通じて、空港と周辺地域との調和ある発展を図ることが近年益々重要となってきていることから、8年度より改組された地方航空局「周辺環境センタ一」、空港事務所「周辺環境課」を中心として、地方公共団体その他の関係機関との連絡調整を緊密に行いつつ、地域の実情に即した対策を講じていくこととしている。