4 より快適な駅施設及び車両の整備


 運輸省では、高齢者・障害者等のために安全かつ身体的負担の少ないモビリティの確保、利用者の快適性・利便性の向上等の観点から、より快適で利便性の高い駅施設や車両が整備されるよう鉄道事業者を指導している。
 駅のエレベーター及びエスカレーターの設置については、整備指針の策定、交通エコロジー・モビリティ財団を通じての助成等の措置により整備促進を図っており、また、建設省と連携して、駅前、駅内におけるバリアフリー化等歩行空間を改善するための「駅内外歩行者快適化作戦」を推進しており、9年10月現在小倉駅等5地区をモデル地区に指定している。
 車両については、車椅子スペース、優先席、次駅案内表示、身障者用トイレ等の整備が進められている(第1部第3章参照)。


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