第3章 JR事業の新たな展開と国鉄改革の残された課題 |
この章のポイント
○ 国鉄改革の初年度については,国鉄改革に対する国民の広汎な理解や62年度後半からの景気回復等の環境の下で,JR各社において職員の士気の向上,サービスの改善等の経営努力や経営の活性化が図られたことにより,輸送量決算状況のいずれの面からみても,国鉄時代に比べて大幅に改善されており,国鉄改革は順調にすべり出したと考えられる。
○ 長期債務の処理,日本国有鉄道清算事業団職員の再就職対策,日本鉄道共済年金問題という国鉄改革に残された課題については,今後とも積極的に取り組んでいく。
第1節 JR事業の新たな展開
第2節 国鉄改革の残された課題
第3節 国鉄改革1年を振り返って
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