昨年の日韓海難調査機関長官級会議における合意を受け、8月6〜7日東京において第1回日韓ワーキング・レベル会議が開催され、韓国からは韓国中央海洋安全審判院朴上席調査官、金調査官補が出席しました。
 会議では、日韓における海難調査相互協力の推進として、両国調査官の相互交流、本年12月日本で開催予定の海難調査国際協力模擬訓練の実施協力、来年韓国で開催予定の海事国際セミナーの実施協力、VDRデータ出力方式の統一化などについて意見交換を行いました。
 
 
会議の模様 長官室において記念撮影
 
 9月10〜11日の両日、根岸海難審判理事所首席理事官、川俣同調査課長、伊東高等海難審判庁調査官は、中国北京の中国交通部海事局を訪れ、海難調査協力体制の構築に向けて中国における商船の海難調査担当官及び漁船事故の調査担当官との実務担当者レベル会議を行いました。
 会議では、海難調査を円滑に進めるため、両国に連絡担当窓口の設置を決め、さらに、互いの領海内で相手国が関係する海難を認知したときは、発生情報を速やかに相手国海難調査機関に通報する体制について協議を行いました。
 
会議の模様 会議場において記念撮影
 


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