東日本大震災発生による被害についてソーケングループとして何ができるかを検討し、6月より内閣官房震災ボランティア連携室と連携致し、社員有志や賛同者と共に月に2回のペースで現地を訪問しています。本業で内装工事も行っているので、仮設住宅に遮熱塗装や雨戸の設置工事などをまずは行いました。
実際に現地を見て、これは防災教育のためにも子どもに見せたいと思いました。自宅の近くに川があり、もし東京で地震が発生し、津波が川を遡ってきた時、親はそばにいない確立が高い、子どもが自己判断して避難出来るようになるためには現場を見て実感してもらうことが必要だと考えました。川から500mも離れている9mの高台でも津波が襲った閖上地区に子ども3人を連れて行き、高台に立たせて「こんな高いところでも津波がくる」ということを実感させました。そのうえで、もし津波が来たら近くのショッピングセンターの屋上に逃げろと教えました。ショッピングセンターであれば、大勢の大人もいますし、給水タンクがあり水の心配も少ない、支援物資も届けてもらいやすい、東北でもショッピングセンターに避難した人は早くに救助されたと聞いています。私の活動を聞いて、知人などのご家族からも「子どもを一緒に被災地に連れて行って欲しい」とお願いがあり、小学生のお子さんも一緒に連れて行って、仮設住宅などで支援活動を行っています。