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MICEの開催・誘致の推進

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最終更新日:2014年6月13日

1.MICEとは?

(1)MICEの意味

企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字のことであり、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称です。
MICE

(2)MICEの意義

MICEは、企業・産業活動や研究・学会活動等と関連している場合が多いため、一般的な観光とは性格を異にする部分が多いものです。このため、観光振興という文脈でのみ捉えるのではなく、MICEについて、「人が集まる」という直接的な効果はもちろん、人の集積や交流から派生する付加価値や大局的な意義についての認識を高める必要があります。
具体的には、以下に掲げる3つの主要な効果が考えられます。

[1]ビジネス・イノベーションの機会の創造
MICE開催を通じて世界から企業や学会の主要メンバーが我が国に集うことは、我が国の関係者と海外の関係者のネットワークを構築し、新しいビジネスやイノベーションの機会を呼び込むことにつながります。

[2]地域への経済効果
MICE開催を通じた主催者、参加者、出展者等の消費支出や関連の事業支出は、MICE開催地域を中心に大きな経済波及効果を生み出します。MICEは会議開催、宿泊、飲食、観光等の経済・消費活動の裾野が広く、また滞在期間が比較的長いと言われており、一般的な観光客以上に周辺地域への経済効果を生み出すことが期待されます。

[3]国・都市の競争力向上
国際会議等のMICE開催を通じた国際・国内相互の人や情報の流通、ネットワークの構築、集客力などはビジネスや研究環境の向上につながり、都市の競争力、ひいては、国の競争力向上につながります。海外の多くの国・都市が、国・都市の経済戦略の中で、その達成手段の一つとしてMICEを位置付け、戦略分野/成長分野における産業振興、イノベーション創出のためのツールとして国際会議や見本市を活用しており、我が国においても、MICEを国・都市競争力向上のツールとして認識し、活用することが重要です。

2.MICEの誘致・開催の促進についての取組

(1)「日本再興戦略」と「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」

2013年6月14日に閣議決定された「日本再興戦略」においては、「2030年にはアジアNO.1の国際会議開催国としての不動の地位を築く」という目標が掲げられ、多くの人や優れた知見、投資を日本に呼び込む重要なツールとしてMICEが位置付けられました。また、2013年6月11日に観光立国推進閣僚会議で決定された「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」においても観光立国実現に向けた主要な柱の一つとしてMICEが位置付けられており、これらの戦略に基づく具体的なアクションを通じて、我が国のMICEの一層の発展を図ります。

(2)MICE国際競争力強化委員会

国際的なMICE誘致競争が激化する中で、MICE誘致活動における我が国の地位が相対的に低下しています。その主因は、競合各国・都市がより意欲的・戦略的にMICE誘致に取り組みMICE誘致競争のレベルが着々と上がる中で、我が国・都市の誘致への取組がグローバルスタンダードから後れをとりつつあることではないかと考えられます。
このような問題意識から、我が国のMICE誘致競争力を抜本的に強化する方策を検討するため、2012年11月に有識者やMICE関係者からなる「MICE国際競争力強化委員会」を設置し、企画小委員会も含め、集中的に議論が深められました。
そして2013年6月、委員会の報告書として、「我が国のMICE国際競争力の強化に向けて~アジアNo.1の国際会議開催国として不動の地位を築く~」がとりまとめられました。
観光庁においては、本最終とりまとめ、「日本再興戦略」、「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」を踏まえ、引き続き我が国のMICE誘致・開催に取り組んでまいります。


国際会議等の開催・誘致の促進において国が果たすべき役割は大きく、様々な取組を進めています。

[1]グローバルMICE戦略都市

国際的なMICE誘致競争が激化する中、海外競合国・都市との厳しい誘致競争に打ち勝ち、我が国のMICE誘致競争を牽引することができる実力ある都市を育成することが必要です。
2013年6月、グローバルMICE戦略都市として5自治体を選定するとともに、グローバルMICE戦略都市に次ぐ評価を得た2自治体をグローバルMICE強化都市として選定し、世界トップレベルのMICE都市を目指し、国として支援を行って参ります。
 【グローバルMICE戦略都市(5自治体)】 東京都、横浜市、京都市、神戸市、福岡市
 【グローバルMICE強化都市(2自治体)】 大阪府・大阪市、名古屋市・愛知県
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[2]ユニークベニュー

海外都市においては、MICEが開催されるのに合わせた文化施設や公的空間等を利用したレセプション等の開催は、MICE誘致の観点から一般的となっています。しかしながら、我が国ではユニークベニューとしてのポテンシャルの高い施設は多く存在するものの、利用開放は進んでいません。 このような状況をふまえ、文化施設や公的空間等のユニークベニューとしての利用の活性化等を促すことを目的に、「ユニークベニュー利用促進協議会」を立ち上げ、我が国のユニークベニューの開発・利用促進を図っています。
(※)ユニークベニューとは・・・歴史的建造物や公的空間等で、会議・レセプションを開催することで特別感や地域特性を演出できる会場
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3.その他MICE関連情報

(1)MICE開催による地域別経済波及効果測定のための簡易測定モデル

観光庁では、計量モデルに関する専門知識を有しない人であっても、簡単なデータを入力することで経済波及効果を算出できる、簡易測定モデルを開発しました。是非ご活用下さい。

(2)国際会議誘致ガイドブック(2014年改訂)

本ガイドブックは、各都市・地域に国際会議を誘致したいと考えている、コンベンション推進機関や会議施設等の担当者の方たちに役立つことを目的に作成しました。是非ご活用ください。

(3)Japan MICEロゴ・キャッチフレーズについて

(ロゴマーク) 人と人が握手している様子を「MICE」の頭文字である「M」を使って抽象的に表現しています。また日本のシンボルである日の丸を意識して、その上部に配置しています。「JAPAN MICE」を大きく形成することにより、注視率・視認性を高めています。 デザインにおける配色については、日本の象徴であり、また観光庁シンボルマークや Japan.Endless Discovery. ロゴでも使用されている「赤」及び「黒」を用い「MICE」推進にかける情熱と強い意志を表現。また、「M」のロゴには、王道感と世界への認知戦略を意識して、漆や屏風などに古来から使われてきた日本の伝統色である「金」を使用しています。

(キャッチフレーズ) ‘Crossroads’には、「交差点」として、多くの人が行き交う場所という意味を持つほか、「重要な判断を行うとき」という意味を持っており、日本が洋の東西の交差点、知識の交差点として世界(Global)的なMICE開催地として大きな役割を果たしていくという意味がこめられています。

ロゴを利用される場合は、以下申請書をダウンロードし、FAXまたはメールにて申請してください。
(2010年は日本政府観光局(JNTO)コンベンション誘致部において手続きをおこなっておりましたが、2011年以降は観光庁にて手続きを行いますので、申請の際お間違えの無いようご注意下さい)
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4.MICEに関するお問い合わせ先

(1)日本政府観光局(JNTO)

観光庁では、日本政府観光局(JNTO)と協力して、国際会議開催地としての日本の認知度向上のため海外見本市への出展等各種プロモーション事業を実施するとともに、開催・誘致活動を行っている主催者等の皆様方に対して国際会議の開催・誘致に係る具体的な支援を行っています。 国際会議の開催・誘致に係る支援のご要望につきましては、下記日本政府観光局(JNTO)のホームページにお寄せください。

(2)MICE相談窓口

観光庁及び日本政府観光局(JNTO)では、地方自治体や民間事業者によるMICEの誘致・開催に向けた地域のMICE誘致活動を支援するため、「MICE相談窓口」を設置しました。
相談窓口では、地方自治体、コンベンションビューロー、民間事業者をはじめ、あらゆる方からのMICEの誘致・開催に関する相談を受け付けます。MICEの誘致・開催について知識・経験のない方も含めてお気軽にご相談下さい。

5.MICEに関するトピックス

このページに関するお問い合わせ
観光庁MICE推進担当参事官室
TEL: 03-5253-8111(内線27-605、27-607)