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 日本航空ジャパン運航便に係る飛行計画の承認の
 授受が行われなかった事案について
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平成17年9月26日
<問い合わせ先>
航空局
管制保安部管制課

(内線51212)

技術部運航課

(内線50122)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 9月23日、宮崎発福岡行きJAL3636便(日本航空ジャパン運航、定刻19:45発、MD81型機、搭乗者計45名)において、飛行計画の承認の授受が行われなかった事案が発生しました。

事実関係としては

1)  管制官は、離陸許可を発出する前に飛行計画の承認をパイロットに伝達すべきところ、地上走行の指示、離陸許可の手続きに先に入ってしまった。
 飛行計画の承認をパイロットに伝達したときには、運航票にその旨記載することになっているが、当該機の運航票には記載しておらず、また、記載がないことを確認しなかった。
  
2)  パイロットは、飛行計画の承認、離陸許可の順で手続きを受けた後に離陸すべきところ、離陸許可は受けたものの、飛行計画の承認の授受について管制官との間で確認しないまま離陸した。離陸後、管制官からの指示によりトランスポンダーコードを入力したが、飛行計画の承認について確認することはしなかった。
3)  他の航空機への影響等、安全上の問題はなかった。

航空局の対応については、

1)  9月25日、管制については、本省から宮崎空港事務所に対し口頭注意を行うとともに、再発防止策を講じるよう指示した。
 また、管制保安部長、管制課長、首席安全・危機管理監察官を中心として、全国の管制機関に対し業務監査を行い、必要に応じて指導する。
 
2)  9月26日、航空局から日本航空ジャパン運航本部に対し口頭注意を行うとともに、再発防止策の徹底を指示した。


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