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 踏切交通実態総点検結果(第一弾)
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平成18年8月22日
<問い合わせ先>
道路局路政課
(内線37342)
都市・地域整備局
 街路課特定都市交通施設整備室
(内線32852)
鉄道局施設課
(内線40852)

電話:03-5253-8111(代表)


 

 国土交通省において、全国の道路管理者および鉄道事業者の協力のもと、全踏切を対象に踏切交通実態総点検を実施しているところです。
  今般、既存のデータ等から早期に点検する必要性が高かった約2,600箇所について先行的に点検を実施し、その結果緊急に対策が必要な踏切約1,800箇所を抽出しました。また、その結果に基づき、速効対策を検討すべき踏切として約1,100箇所、抜本対策を検討すべき踏切として約1,400箇所を抽出いたしましたのでお知らせ致します。

  1. 緊急対策踏切の抽出
    ○緊急対策踏切(第一弾)抽出結果:1,820箇所(重複除く) 
    1開かずの踏切:587箇所
    2自動車と歩行者のボトルネック踏切:836箇所(開かずの踏切との重複を除く)
        自動車ボトルネック踏切: 538箇所
       歩行者ボトルネック踏切: 298箇所
    3歩道が狭隘な踏切:510箇所(開かずの踏切との重複を除く)
    ※緊急対策踏切の一覧(http://www.fumikiri.com/

    ※上記踏切は、交通量や歩道幅員などの面から国土交通省において設定した客観的基準に合致するものを網羅的に抽出したものであり、地形や土地利用上の制約等からこれ以上の速効的な対策が困難な踏切も含まれている可能性があります。

    抽出基準:
    1開かずの踏切
    :ピーク時間の遮断時間が40分以上の踏切
    2自動車と歩行者のボトルネック踏切
    :自動車と歩行者の交通量が多く、渋滞や歩行者の滞留が多く発生している踏切
    :自動車ボトルネック踏切と歩行者ボトルネック踏切
    ○自動車ボトルネック踏切
     :一日の踏切自動車交通遮断量*1が5万以上の踏切
    ○歩行者ボトルネック踏切
    :一日あたりの踏切自動車交通遮断量と踏切歩行者等交通遮断量*2の和が5万以上 かつ 一日あたりの踏切歩行者等交通遮断量が2万以上になる踏切
    *1)踏切自動車交通遮断量=自動車交通量×踏切遮断時間
    *2)踏切歩行者等交通遮断量=歩行者および自転車の交通量×踏切遮断時間
    3歩道が狭隘な踏切
    :前後の道路に比べ歩道が狭い、もしくは前後の道路に歩道があるのに歩道がない踏切のうち、
    • 前後道路の車道幅員が5.5m以上
    • 踏切の前後の歩道に比べ、歩道が1m以上狭い踏切
    ※詳細な抽出基準は別紙参照

    速効対策および抜本対策の対象踏切
    ○速効対策の検討対象踏切: 1,097箇所
    1開かずの踏切587箇所+3歩道が狭隘な踏切510箇所)
    ○抜本対策の検討対象踏切: 1,423箇所
    1開かずの踏切587箇所+自動車と歩行者のボトルネック踏切836箇所)

     用語の説明:
    • 速効対策
         :踏切の歩道拡幅、立体横断施設の整備、遮断時間の短縮を図る賢い踏切の導入など効果が早期に発現する踏切交通の円滑化、安全性の向上を図る対策

    • 抜本対策
         :連続立体交差化など、踏切自体を除却することにより、踏切問題を抜本的に解消する対策

    (参考)現時点で整備計画案がある程度まとまっている箇所数は、以下の通りです。

    速効対策踏切 整備計画案策定 492箇所(事業中を含む)
    抜本対策踏切 整備計画案策定 408箇所(事業中を含む)
    ※整備計画策定状況の概要(http://www.fumikiri.com/

  2. 今後の取組
     速効対策が必要な踏切において今後5箇年ですべて対策するとともに、抜本対策についても除却のペースを2倍にスピードアップすべく、計画案が未策定な箇所については、全国の道路管理者および鉄道事業者に地域のニーズ、実情にあわせた整備計画案を策定していただくよう引き続き要請するとともに、整備計画案がまとまった箇所につきましては、改正踏切道改良促進法の法指定を積極的に行うことなどにより、着実な実施を図って参ります。
     なお、今回の公表は踏切交通実態総点検のうち先行的に点検を実施した箇所についてのものであり、今後残りの全踏切約3万3千箇所の点検結果を踏まえて緊急対策踏切数等を整理し、とりまとまり次第公表して参ります。


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