国土交通省 Ministry of Land, Infrastructure and Transport Japan
ゲート設備の危機管理対策の推進について(提言)について


 

 


 
 ゲート設備の危機管理対策の推進について(提言)について

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平成19年8月21日
<問い合わせ先>
総合政策局建設施工企画課

(内線24943)

河川局治水課河川保全企画室

(内線35622)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

  近年、地球温暖化に伴うこれまで経験のない規模の集中豪雨や大型台風の襲来による度重なる水害や、既存施設の老朽化等を踏まえ、河川用ゲート設備の危機管理に関する 今後の方向性と具体的対策について、「堰・水門等ゲート設備の危機管理に関する検討会」を設置し、昨年より審議を行ってまいりました。
  このたび、河川用ゲート設備の危機管理対策に関してまとめられた初めての提言として、同検討会の提言がまとまりましたので、お知らせします。

<提言のポイント>
○ 河川用ゲート設備の危機管理対策に関する初めての提言
○ 万一の危機時において最小限必要な機能を確保するための危機管理対策の方向性を提示。

  1. 以下を目的とした新しいゲート設備の設計思想により整備することが基本。
    • 電源や動力が無くとも最小限必要な機能が発揮できること
    • 予期しない外力により変状が発生した場合でも最小限必要な機能が発揮できること
  2. 緊急的な維持修繕時の対応として予備品、代替品の迅速な供給のため、設備・機器仕様の標準化の検討を進めることが必要。
  3. 管理運用時の対応として、緊急時支援体制の構築、ヒューマンエラー対策等を実施すること。
  4. 1〜3の対策によっても機能が確保できない場合に壊滅的な被害の発生を防止する次善対策としての土木的対策等についても検討することが必要。あわせて、具体的な危機管理対策を例示。
○ 今年度よりパイロット事業を通して新たな技術開発について検討。


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