スリー・ライン・ツイン・ホットスプリングス構想整備事業 |
対象地域 | 宮城県:鳴子町、仙台市、蔵王町 |
山形県:最上町、天童市、山形市 |
事業概要 | 全国総合開発計画「21世紀の国土のグランドデザイン」においては、「参加と連携」による国土づくり、地域連携を推進するために、連携意識の醸成を進めるとともに、地域間の連携の主体の円滑な形成が図られることが重要であるとしております。 宮城・山形両県では,個性的で魅力あるふるさとづくりの一環として,総合的な観光振興を進めており,観光レクリエーション施設,文化財及び自然公園等の 観光資源の有効活用を図るための各種キャンペーン活動や,インターネットによる情報提供等の施策を展開しているところですが,これらの観光資源の中でも旧 来からの観光地である温泉地は,近年の景気低迷や団体旅行から個人旅行へのシフト,観光需要の個性化・多様化等により一般観光客の減少に直面し,温泉地を 構成する旅館や観光施設などは,経営への危機感から地域内での新たな取り組みを始めたものの,効果的な誘客には繋がっていない現状です。 本事業は,宮城・山形両県の既設観光レクリエーション施設等の活用を図りながら,温泉地を核とした新たな広域観光エリアの形成を図ることにより,奥羽山 脈を自動車で1時間程度で横断できる距離の宮城・山形の温泉地を一体として捉え,地域間の交流の拡大による経済の活性化と,多様な主体の参加と連携による 広域観光の推進と観光産業の高度化を目的としたものです。 |