周防灘30カイリ・潮の路県際間交流事業

対象地域 大分県:国見町、姫島村、国東町、武蔵町、安岐
山口県:徳山市、下松市、光市、新南陽市、大和町、田布施町、熊毛町、鹿野町

事業概要  全国総合開発計画「21世紀の国土のグランドデザイン」においては、「参加と連携」による国土づくりを推進するため、地域住民、ボランティア団体等多様な主体による連携意識の醸成、地域づくりを全面的に展開していくことが重要です。
  大分県の国東半島地域と山口県の周南地域は、祝島(山口県上関町)の神舞等、古くから海(周防灘)を介した交流の歴史がある。現在は、周防灘を介して 一衣帯水の関係にある東国東地域と山口県周南地域を「周防灘30カイリ・潮の路交流圏」として位置づけ、周防灘フェリーを交通手段とする人や物の交流が行 われており、特に地域づくりグループや女性、青少年の交流、情報発信の強化に取り組んでいます。新全総においても、地域連携の促進・地域の特性を生かした 地域づくりを展開するため、地域住民同士が交流し、互いの地域への理解や共感を深め、協力や連携を進めるという意識を醸成し、個性豊かな地域文化を創造・ 発信を図ることとしています。
  本事業は、地域間交流や情報発信等をさらに推進するため、互いの地域への理解や共感を深め、交流人口を拡大するため「広域観光マップ」を作成し、瀬戸 内海の地方都市と半島地域の農山漁村が有する豊かな自然と歴史、文化、観光をテーマにした「地域連携シンポジウム」を開催するなど、県境を越えた広域交流 の推進と自立した地域社会の形成を図るものです。

実施内容 @ワークショップの開催
資料,議事
地域おこしリーダーや地域住民等を対象としたワークショップを開催し、交流活動に対する議論を行い、意見・提言を取りまとめました。
Aシンポジウムの開催
チラシ資料報告書
ワークショップの開催結果をふまえ、新しい交流活動の提案や今後の広域連携活動の展望や進め方等を発表するシンポジウムを開催しました。
B広域観光パンフレットの制作 観光・交流等の活動を促進するため、周防灘30カイリ潮の路交流圏を中心とした西瀬戸地域の地図、観光資源、伝統行事等を掲載した広域観光マップを制作しました。