1)国会等移転調査会報告では、移転先候補地の選定基準として「地形の良好性に関する事項」を挙げている。
2)ここでの地形の良好性は、広く「造成工事の容易性」、「地形条件・地盤条件に起因する災害に対する安全性」、さらには「地形の持つ快適環境活用性」を含むものと解される。
3)本検討は、移転先候補地の選定に際して、このような地形の良好性の観点から移転先候補地ごとの特性を把握・評価することを目的として、鈴木隆介専門委員が中心となり、とりまとめたものである。なお、とりまとめに当たっては、同専門委員の他、学識経験者よりなる検討会を開催した。