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地形の良好性に係る概略的な検討について(概略版) 平成11年1月

6. まとめ

(1)全体について

1)今回の検討においては、移転先候補地の選定基準の一つである「地形の良好性」について、(1)造成工事の容易性、(2)地形・地盤条件に起因する災害に対する安全性、(3)地形の持つ快適環境活用性を基本的な評価軸として、調査対象地域全域の特性把握を行った。

検討に際しては、全国統一基準で作成された資料として「国土数値情報」及び「20万分の1土地分類図」を基本資料とした。

2)本検討の対象とした北東地域と中央地域のいずれにおいても、「地形の良好性」の観点から良好である土地は少なからず存在する。

3)しかし、地形条件には地域ごとの違いが認められるため、各地域を「地形の良好性」の観点から、相対的な順位付け(例えば数段階による区分)を行なうことは可能である。

ただし、ここでの地形の良好性に関する検討は、別途実施されている災害、環境等の検討と密接な関連を有していることから、客観的に順位付けを行うためには、これら検討の整理が行なわれた段階で、改めて一体的な評価(特性把握を含む)を行うことが必要である。

(2)今後の課題

今回の検討は広範な調査対象地域全域を対象として、概略的な検討を行なったものである。

このため、今後第2タームにおける各調査が終了した段階で、改めて地形の良好性の観点から各地域間の詳細な比較検討が求められる場合や、さらに、一部の地域を絞って検討が求められる場合には、詳細な即地的分析のための、より細分化されたメッシュ及び大縮尺地形図、さらに各地域の地形・地質・地盤に関する基礎データ等による精細な検討が必要である。

詳細についてお知りになりたい方は、下記までお問い合わせ下さい。

問い合わせ先:国土交通省国土政策局総合計画課
(電話)03-5253-8365、(FAX)03-5253-1570(文責国会等移転審議会)

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