四面を海に囲まれた我が国において、内航海運は、国内貨物輸送の約４割、とりわけ産業基礎物資（鉄鋼、石油、セメント等）の輸送の約８割を占める基幹的物流産業であり、我が国経済の根幹とも言うべき存在です。しかしながら、９９．６％が中小企業である内航海運事業者は、安全かつ安定的な運航が求められる一方、船員の不足・高齢化、船舶の老朽化を始めとする厳しい経営環境に立たされており、これらの課題に個々に取り組むことは難しい状況にあります。そのため、国土交通省では、関係者と協力して、これらの課題に取り組むための船舶管理会社等を活用した内航海運事業者のグループ化の普及・促進を図ってまいりました。
　 今般、国土交通省では、内航海運事業者のグループ化の更なる普及・促進を図るため、グループ化について簡単な実例を交えながら説明した「しおり」と、具体的なグループ化の方法等を示した「マニュアル」を作成しました。これらは、最寄りの地方運輸局等で入手可能です。

●内航海運グループ化のしおり　【ＰＤＦ】
●内航海運グループ化について＊マニュアル＊　【ＰＤＦ】　
 
○参考
   内航海運事業者のグループ化に向けた取り組み
　
○地方運輸局等　しおり・マニュアル配布場所一覧