下水道は、トイレの水洗化、汚水の処理や市街地の内水氾濫の防止などによる都市の環境改善や河川・湖沼・海の水質の保全が基本的な役割となっています。近年、地球温暖化対策や良好な水環境の回復など、環境問題の解決のための新たな時代のニーズに応じた下水汚泥のバイオマスエネルギーとしての活用、再生水の水資源としての利用といった多様な役割が注目されてます。
学校における環境教育については、社会科や理科を中心に、その内容の充実が図られているほか、総合的な学習の時間においても多くの学校で取り組まれており、その一層の促進のための施策が講じられています。
下水道は、身近な存在であり、その役割や機能の理解を通じて生活環境から地球環境までの幅広い環境問題にも関わっており、下水道分野においても環境教育の充実に貢献していくことができることが多いと考えられます。
このため、本懇談会では、小学校における環境教育に関するニーズや課題を踏まえながら、各教科のカリキュラムに応じたわかりやすい教材づくりと、現地での活動を含めた実際に下水道を素材とした環境教育を具体化するためのプログラムづくりを軸として検討を行うものとします。
○第5回委員会(平成22年2月23日(火))
【検討事項】
1.下水道環境教育モデルプログラム「モデル授業」
2.下水道環境教育モデルプログラム「下水道学習指導案作成WG」
3.今後の方向性について
4.その他
【配付資料】
○第4回懇談会(平成21年9月17日(木))
【検討事項】
1.下水道環境教育モデルプログラム教員向け研修のご報告
2.下水道環境教育モデルプログラムモデル授業について
3.その他
【配付資料】
資料3 教員向け研修の成果
○第3回懇談会(平成21年6月15日(月))
【検討事項】
1.本年度の事業について
2.下水道環境教育モデルプログラム教員向け研修について
3.その他
【配付資料】
○第2回懇談会(平成21年3月26日(木))
【検討事項】
1.第1回議事録の確認
2.懇談会スケジュール案ならびに各回のテーマ
3.下水道環境教育モデルプログラムの概要案について
4.うち教員向け研修に必要な教材の内容検討
5.地方公共団体における下水道環境教育の事例紹介
6.その他
【配布資料】
資料[6] 地方公共団体における下水道環境教育の事例紹介(省略)
○第1回懇談会(平成21年3月10日(火))
【検討事項】
1.懇談会の進め方について
2.下水道分野における環境教育用教材の内容検討
3.下水道の環境教育プログラムを展開する上で望まれる支援策の検討
4.その他
【配布資料】
資料[4] 平成20年下水道白書 日本の下水道(省略)
資料[5]-3 下水道分野における環境学習の流れ(案)(省略)

- 国土交通省 下水道部 下水道企画課 課長補佐本田 、 企画調整係長 田中
- 電話 :(03)5253-8111
- 直通 :(03)5253-8427