上下水道

終末処理場のしくみ

1 終末処理場の構成

 終末処理場は個々の処理施設を組み合せた総体であり、個々の処理施設の組合せとその配列は、それぞれの処理場の置かれている諸状況(流入水の水質、放流先の状況、汚泥処理の制約条件等)を考慮して決定されます。
 


終末処理場のしくみ

 

2 水処理方法

 わが国の下水処理はほとんどが生物処理法である。生物処理法は、浮遊生物法と固着生物法(生物膜法)に分けられ、下水処理場の多くでは浮遊生物法(活性汚泥法)を採用している。

[1]浮遊生物法
 下水中に浮遊する程度の小さな微生物の塊(活性汚泥)を生じさせて、それにより有機物を分解する方法
 
[2]固着生物法
 固体表面に生物膜を発生させ、これに下水を接触させて有機物を分解する方法


主な生物処理方法の分類

3 汚泥処理方法

 水処理過程で発生する汚泥は、濃縮、消化、脱水、焼却などの処理によって減量化、安定化しています。

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