国土交通省 メールマガジン

国土交通省 メールマガジン 平成21年8月12日

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                         2009/8/12  第219号
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◇目 次◇
 1新着情報
  ・本日の報道発表
  ・事務次官会見要旨(8月10日)
 2現場レポート
  「層雲峡 黒岳ロープウェイ・ペアリフトの保安監査」
 3政府広報番組のお知らせ(8月15日(土)ラジオ放送)

◆新着情報[8月12日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○「土砂災害危険箇所点検緊急支援チーム」を派遣
  http://www.mlit.go.jp/report/press/river03_hh_000190.html
○住宅の品質確保の促進等に関する法律第21条に基づく登録住宅性能
 評価機関に対する改善命令について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000091.html
○「建築物事故情報ホットライン」の受付窓口の移設及び「建物事故予防
  ナレッジベース」のインターネット公開について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000119.html
【谷口事務次官会見要旨(平成21年8月10日)】
   http://www.mlit.go.jp/report/interview/jikan090810.html

◆現場レポート
○層雲峡 黒岳ロープウェイ・ペアリフトの保安監査
 (北海道運輸局鉄道部)
 大雪山国立公園に位置する層雲峡は、札幌から約200km、車で2時間
あまりの距離にあります。2000m級の峰々からなる大雪山連峰の気候
は、本州でいうと3000m級の山岳と同等であると言われています。   
 今回の目的地、黒岳は標高1984m、冬は11月上旬から道内でどこ
よりも早く滑れる自然雪のゲレンデと極上のパウダースノーで知られ、白
銀の大雪山連峰の景観はまさに絶景です。
 山麓の層雲峡温泉から5合目まではロープウェイ、5合目から7合目ま
ではペアリフトが運行されていますが、当運輸局鉄道部では6月25日か
ら26日にかけて、ロープウェイ・リフトの保安監査を実施しました。
 黒岳ロープウェイの山麓駅はロッジ風建物内にあり、標高1300mに
山頂駅舎があります。所要時間は片道7分、夏場は20分間隔で運行して
います。
 ロープウェイ山頂駅舎から約200mほど登った地点にリフト乗り場が
あり、標高1520mの山頂停留場付近には登山事務所が設置され、黒岳
登山道に繋がっています。
 リフトは通年営業ですが、毎年5月・10月には夏・冬リフトの高さの
切替工事が行われ、リフトの乗車高さを調節します。乗車高さの規定は、
異常時の救助を考えて設定され、夏場は低く、冬場は雪が積もるため高く
します。
  ロープウェイの検査では、山麓と山頂の機械設備を点検しますが、一番
大変なのが、駅と駅の中間にロープを支えるため複数の車輪がついた支柱
の検査です。
 支柱は全部で3基あり、中でも高さ“39.5m”と“48m”の支柱
の検査が大変です。『何を検査するのか?』というと、支柱の基礎や支柱
骨格の状態のほか、支柱上ではロープの通り具合やゴンドラ通過時の状態
を検査します。
 ところで支柱にはどうやって登るのでしょうか?答えは『ゴンドラの上
から乗り移る』です。
 山麓駅でゴンドラの上に乗り込み、支柱を目指します。無線連絡によっ
て支柱で停車し乗り移るというからくりです。作業員は命綱(安全帯)を
付けていますし、「点検台」という専用の乗り込み台もあります。高いと
ころでの作業ですが、安全に留意し職務を遂行しています。
 今年実施した2日間の保安監査は、気象の荒い山の天気としては珍しく
好天に恵まれ、監査は無事終了しました。
  北海道運輸局ホームページ: http://wwwtb.mlit.go.jp/hokkaido/

 
◆政府広報番組のお知らせ
○「二地域居住の推進」 
 放送日時:8月15日(土)7:00~7:30放送予定
 放送番組:ラジオ番組「栗村 智のHAPPY!ニッポン!」
                 (ニッポン放送 他(全国))
  ※放送日時は地域によって異なりますので、番組案内でご確認ください。 
     http://www.gov-online.go.jp/pr/media/radio/happy/index.html
 みなさんは「二地域居住」という言葉をご存知でしょうか。目的は様々で、
都市部で働きながら時間があるときに地方へいって、農業やウォーキング、
現地で暮らす方々とのコミュニティを築くことなど、2つの地域を行ったり
来たりしながら暮らす新しいライフスタイルのこと。番組では、仕事の都合
等で移住をすることができないという方にも可能な「田舎暮らし」や、その
ライフスタイルの魅力、二地域居住推進のための政府の取組などを澁谷広域
地方整備政策課長が紹介します。
 

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