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● 報告書概要
持続可能な観光政策のあり方に関する調査研究 ◆要旨 目的
本調査研究では、まず@「持続可能な観光」の概念を整理した上で、国内外の「持続可能な観光に関する先行研究等」を収集し、持続可能な観光における視点等を整理した。その後、A我が国において外国人旅行客急増に伴って発生した、特に地域住民や地域社会に影響を及ぼしたと考えられる問題事例と、自治体・DMOの観光計画における施策等を収集し、それらを@で整理した持続可能な観光における視点等に沿って整理し、「我が国における持続可能な観光に係る動向」をまとめた。BAで整理した問題事例と観光計画における施策等とを比較・分析することにより、「我が国における持続可能な観光に向けた課題」を整理した。また、CBで整理した課題への対応策として、海外における先進的な取組事例を調査し、最後にD我が国における持続可能な観光政策のあり方を検討していく上での示唆をまとめた。 調査の結果、我が国が観光先進国を目指し、持続可能な観光としていくためには、今後は「総合的な視点・目線と総合的な施策・取組み」、「問題の個別性と網羅的なチェック機能(データに基づくマネジメント)」、「ネガティブ・インパクトへの早期着眼と受入策と抑制策の組合せによる質の高い観光」が重要との示唆が得られた。 |
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◆詳細 |
詳細(PDF:3.7MB) |
◆キーワード |
観光、インバウンド、訪日外国人、持続可能、指標 |
◆発行 |
国土交通政策研究第146号/平成30年4月 |
◆在庫 |
<在庫有>(重さ:400g 厚さ:9mm) |
◆事後評価 |
内部評価シート(PDF:88KB) 有識者評価シート(PDF:138KB) |