国土交通省 国土交通研究政策所 Policy Research Institute for Land, Infrastructure, Transport and Tourism

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 国土交通政策研究所は、国土交通省におけるシンクタンクとして、内部部局による企画・立案機能を支援するとともに、 政策研究の場の提供や研究成果の発信を通じ、国土交通分野における政策形成に幅広く寄与することを使命としています。
  

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 ● 講演会詳細情報

社会資本整備における紛争解決手法
 〜合意形成円滑化のためのメディエーション〜

 国土交通政策研究所では下記のとおりシンポジウムを開催します。このシンポジウムは社会資本整備に携わる行政関係者のみならず、ご関心をお持ちの一般・学生の方々を対象としておりますので、ぜひとも多数の皆様にご参加頂きますようお願い申し上げます。

【概要】

 わが国の社会資本整備においては、事業の早い段階からパブリック・インボルブメント(PI)を実施しているところであるが、米国では、PIの手法に加え、対立点が発生した場合や予見された場合において、事業主体や各利害関係者から中立的な立場にある第三者が解決案の作成を支援し対立点を解消するメディエーション(Mediation)という手法が活用されている。
 この手法は、わが国ではまだほとんど知られていないが、わが国の社会資本整備を着実に進めていく上で有意義と考えられ、当研究所では研究会を設置し検討を行った。そこでこのシンポジウムでは、その制度的仕組みや運用実態を整理し、わが国への導入・普及に係る課題などについて研究会委員に公開で議論をして頂く。

<基調講演>
 司法制度改革の動向と社会資本整備へのメディエーション導入の期待

  講師:廣田 尚久 氏(弁護士・法政大学法科大学院教授)

<解説>
 社会資本整備におけるメディエーションの解説、事例紹介

  講師:山中 英生 氏(徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部教授)

<パネルディスカッション>
 社会資本整備にメディエーションを導入する意義や必要性、課題に関する論点を整理し、それぞれの論点について各研究会委員より考え方を述べ、議論頂く

  パネリスト:大澤 恒夫 氏(弁護士・桐蔭横浜大学法科大学院教授)
         城山 英明 氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
         廣田 尚久 氏(弁護士・法政大学法科大学院教授)
         山中 英生 氏(徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部教授)
         早田 俊広(国土交通政策研究所総括主任研究官)

【日時】

平成18年11月13日(月)  13:30〜16:00 (13:00開場)

【場所】

中央合同庁舎2号館 B2 講堂
〒100−8918 千代田区霞ヶ関2−1−2

交通 (地下鉄)
丸ノ内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関」駅下車
有楽町線「桜田門」駅下車
銀座線「虎ノ門」駅下車

【参加要領】

所属団体名、部署・役職名、氏名、連絡先(電話番号かメールアドレス)を明記して、
e-Mail(matsumoto-m2ku@mlit.go.jp)送信、もしくは参加申込書(PDF:36KB)をプリントアウト
して必要事項を記入の上、FAXにてお申し込みください。
FAX:03−5253−1678 (担当:研究官 松本)

【その他】

・申込締切は、11月6日(月)。(先着順に定員200名で締め切りとさせて頂きます。定員を超過するなどしてご参加いただけない場合のみ連絡先にご連絡いたします。参加可能な場合はお申し込み後のご連絡等は致しませんので、予めご了承ください。)
・参加費は無料です。

【お問い合わせ】

TEL:03-5253-8816(担当:研究官 吉田・研究官 松本)