報道・広報

バリアフリー化が必要な特定道路を追加します
~道路のユニバーサルデザイン化を促進~

平成31年2月20日

   国土交通省では、全国の主要鉄道駅周辺で多数の高齢者、障害者等の利用が見込まれる道路について、バリアフリー法に基づく特定道路の追加指定(案)を作成しましたのでお知らせします。今後、障害者団体等の意見を踏まえ指定を行うこととしております。
 
   急速に高齢化が進むわが国では、誰もが安全で安心して社会参加するために、高齢者や障害者等はもちろん、歩行者の誰もが安心して円滑に移動できる、ユニバーサルデザインによる歩行空間の整備が急務となっています。
    
   国土交通省では、バリアフリー法に基づく特定道路として、平成20年に約1,700kmを指定し、平成32年度の整備完了に向けて取り組んでいるところです。
    
   平成20年の指定以降、市町村が作成するバリアフリー基本構想が127地区作成されたことや、特定道路の整備率が約9割に達したこと(ともに平成29年度末時点)から、さらなるユニバーサルデザイン化の推進のため、今回公表する案をもとに障害者団体等の意見を聴取し、今春を目途に特定道路の追加指定を行う予定です。
    
   また、「市町村別ユニバーサルデザイン化の進捗状況」をとりまとめましたので公表します。さらに、市町村等の取組を支援するための「多様な整備方法等をまとめた参考事例集」を作成しましたので併せて公表します。
    
   なお、特定道路の追加指定(案)の他、道路のユニバーサルデザイン化に関するご意見等については、以下メールアドレスにお寄せください。
 電子メールアドレス:hqt-road-universaldesign@nyb.mlit.go.jp

※生活関連経路を構成する道路法による道路のうち、多数の高齢者、障害者等の移動が通常徒歩で行われる道路(国土交通大臣が指定)で、道路の新設又は改築を行う際に道路の移動等円滑化基準(省令)又は地方公共団体の条例への適合義務が生じるもの。

※公表資料等の詳細については、以下URL よりご覧いただけます。
➢ 特定道路追加指定(案)
   http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/bf/design_activities/tokutei/index.html
➢ 市町村別ユニバーサルデザイン化の進捗状況
   http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/bf/design_activities/pdf/bf-list.pdf
➢ 道路のユニバーサルデザイン化参考事例集
   http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/bf/design_activities/sanko-jirei.html

添付資料

記者発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

 国土交通省 道路局 環境安全・防災課 課長補佐 高松 昭浩
                             係長 伊藤 典弘
TEL:03-5253-8111 (内線38272、38121) 直通 03-5253-8495 FAX:03-5253-1622

Get ADOBE READER

別ウィンドウで開きます

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。

ページの先頭に戻る