西村国土交通副大臣は、４月５日から８日までカンボジア王国に出張し、「つばさ橋（ネアックルン橋）」の開通式典に出席するとともに、フン・セン首相と会談しました。次のとおり、概要をお知らせします。

１．「つばさ橋」開通式典
　西村国土交通副大臣は、４月６日、「つばさ橋」の開通式典に、フン・セン首相、トラム・イウテック公共事業運輸大臣をはじめとする関係閣僚、隈丸駐カンボジア日本国大使、ＪＩＣＡ田中理事長等とともに出席し、１万人に及ぶ多くの地元住民とともに開通を祝いました。式典では、西村副大臣より安倍総理のお祝いメッセージを披露したほか、フン・セン首相、田中理事長があいさつを行いました。

２．フン・セン首相との会談（４月６日）
　フン・セン首相は、日本からの継続的な支援に対する心からの感謝を表明するとともに、「つばさ橋」の開通がカンボジアの国民と経済に大きな意義があり、その価値は後世にも伝えられると述べました。また、カンボジア国内において、「つばさ橋」のような質の高いインフラ整備を加速するため、引き続き日本からの支援をお願いしたいと述べました。
　西村副大臣は、「つばさ橋」の完成に祝意を表し、この「つばさ橋」がカンボジアのみならず東南アジア地域の発展に大きく貢献することを期待するとともに、これからも陸海空それぞれのインフラが整備されていくことの重要性について述べました。
　両者は、幅広い分野における協力を進めることにより、日本・カンボジアの「戦略的パートナーシップ」をさらに発展させていくことで一致しました。
　

 

西村国土交通副大臣のカンボジア出張について（「つばさ橋」開通式典への出席及びフン・セン首相との会談結果）（PDF形式：1,043KB）