平成25年6月28日

　国土交通省では、駅のホームからの旅客の転落防止対策としてホームドアの整備を進めているところです。このたび、【平成25年3月末現在】における整備状況をとりまとめましたので、お知らせいたます。


　● ホームドアの整備状況　　５６４駅（平成24年4月以降：＋45駅）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【資料１】
 

平成24年4月以降に整備された45駅

ＪＲ東日本 山手線　2駅（大崎、池袋）	27年度までに大規模改良予定駅等を除き全駅整備に向けて整備中
ＪＲ東海 東海道新幹線　2駅（東京、新大阪）	のぞみ停車駅を対象に整備中
東武　東上線　1駅（和光市）
京王 京王線　4駅（調布、布田、国領、新宿）	新宿駅１、２番線は25年度整備に向けて整備中
小田急 小田原線　1駅（新宿）
札幌市 南北線　15駅（麻生～真駒内間）	全駅整備済
東京メトロ 有楽町線　1駅（銀座一丁目）	25年度全駅整備に向けて整備中
東京都 大江戸線　19駅 （両国～春日～新宿西口間、光が丘～東中野間）	全駅整備済（25年4月に2駅整備済）

　　なお、ホームドアの整備については、

　　　◆ 車両扉位置の相違等の技術的課題
　　　◆ 膨大な整備コスト（１駅あたり数億円から十数億円）
　　　◆ 各地方自治体の理解と支援（国と鉄道事業者のみの取り組みでは不十分）

　　等の課題がありますが、国としては、

　　　□ 整備コストに対する支援（補助制度、税制特例）
　　　□ 車両扉位置の相違やコスト低減等の課題に対応可能な新たなホームドア等の
　　　　 研究開発の促進（補助制度）　　　　　　　　　　　　　　　【資料２】

　　等により速やかな普及に向けて取り組んでいるところです。