報道・広報

鉄軌道輸送の安全にかかわる情報(平成27年度)の公表について

平成28年7月27日

 

 今般、平成27年度の「鉄軌道輸送の安全にかかわる情報」を取りまとめましたので、お知らせいたします。
 運転事故件数は、長期的には減少傾向にあり、平成27年度においても、前年度と比べて31件減少し、727件でした。運転事故のうち、踏切事故の発生件数についても、長期的には減少傾向にあり、前年度と比べて12件減少し、236件でした。さらに、人身障害事故の発生件数は、前年度と比べて33件減少し、416件でした。
 引き続き、一層安全な鉄軌道輸送を目指し、各種の安全対策を総合的に推進していきます。

 

 国土交通省では、「鉄軌道輸送の安全にかかわる情報」について、平成18年10月1日に施行された「運輸の安全性の向上のための鉄道事業法等の一部を改正する法律」により新たに加えられた鉄道事業法等の規定に基づき、鉄道運転事故等の報告、輸送の安全に関する行政指導の実施状況、安全に関わる鉄道施設の整備状況等について毎年度整理し公表しています。

 平成27年度の主な事故等の発生状況の概要については、以下のとおりです。

○ 鉄軌道における運転事故は、踏切事故対策、自動列車停止装置(ATS)の整備・改良等を実施してきた結果、長期的には減少傾向にあり、平成27年度の事故件数は727件(対前年度31件減)、これによる死亡者は286人(対前年度1人減)、負傷者は339人(対前年度81人減)でした。

○ 運転事故のうち、踏切事故については、踏切事故対策として立体交差化や踏切保安設備の整備等を推進してきた結果、長期的には減少傾向にあり、平成27年度の事故件数は236件(対前年度12件減)、これによる死亡者は101人(対前年度9人増)、負傷者は62人(対前年度57人減)でした。

○ 運転事故のうち、人身障害事故は416件(対前年度33件減)でした。人身障害事故のうちホームでの接触によるものの減少が変化の主な原因(対前年度29件減)でした。

○ 平成27年度に発生した輸送障害(列車の運休、旅客列車の30分以上の遅延等)は、4,733件であり、前年度に比べ約1割減少しました。   


 その他の概要については、添付資料をご覧下さい。


※本文については、国土交通省鉄道局ホームページをご参照ください。
      http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk8_000001.html

添付資料

添付資料(PDF形式:337KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省鉄道局安全監理官室 平石・高橋
TEL:(03)5253-8111 (内線40804・40783)

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