報道・広報

鉄軌道輸送の安全に関わる情報(平成28年度)を公表します

平成29年6月30日


今般、平成28年度の「鉄軌道輸送の安全に関わる情報」を取りまとめました。
運転事故件数は、長期的には減少傾向にあり、平成28年度においても、前年度と比べて12件減少し、715件でした。運転事故のうち、踏切事故の発生件数についても、長期的には減少傾向にあり、前年度と比べて13件減少し、223件でした。一方、運転事故のうち、人身障害事故の発生件数は前年度と比べて13件増加し、429件でした。
引き続き、一層安全な鉄軌道輸送を目指し、各種の安全対策を総合的に推進していきます。
 
国土交通省では、「鉄軌道輸送の安全に関わる情報」について、平成18年10月1日に施行された「運輸の安全性の向上のための鉄道事業法等の一部を改正する法律」により新たに加えられた鉄道事業法等の規定に基づき、鉄道運転事故等の報告、輸送の安全に関する行政指導の実施状況、安全に関わる鉄道施設の整備状況等について毎年度整理し公表しています。
 
平成28年度の主な事故等の発生状況の概要については、以下のとおりです。
 
【鉄軌道における運転事故】
踏切事故対策、自動列車停止装置(ATS)の整備・改良等を実施してきた結果、
長期的には減少傾向にあり、平成28年度の事故件数は715件(対前年度12件
減)、これによる死亡者は308人(対前年度22人増)、負傷者は337人(対前
年度2人減)でした。
 
【踏切事故】
立体交差化や踏切保安設備の整備等を推進してきた結果、長期的には減少傾向にあ
り、平成28年度の事故件数は223件(対前年度13件減)、これによる死亡者は
97人(対前年度4人減)、負傷者は93人(対前年度31人増)でした。
 
【人身障害事故】
平成28年度の事故件数は429件(対前年度13件増)でした。このうち、線路内
立入り等による列車との接触によるものは230件(対前年度23件増)、ホームでの列車
との接触によるものは187件(対前年度11件減)でした。
 
  その他の概要については、添付資料をご覧下さい。
 
※本文については、国土交通省鉄道局ホームページをご参照ください。
http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk8_000001.html


 

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

別紙(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省鉄道局安全監理官室 平石・陶山
TEL:03-5253-8111 (内線40762)

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