大阪市西成区の大阪市立長橋小学校にて、ちびっ子防災プロジェクトに所属する21名に対し防災教育出前講座を実施しました。
具体的には、ジオラマ模型を用いた水害の再現・解説とや防災クイズ、ハザードマップを用いた説明等を実施しました。
ジオラマ模型で再現された水害を見た子どもたちは、家や車が津波や河川氾濫で押し流された際に「わ～」と驚きながらも、しっかりと水災害の危険性について学んでいました。これと併せて、フリップを用いて流域治水の解説も行いました。その際、子どもたちが理解しやすいよう「流域治水とは国、県、市、社会、住民などみんなで力を合わせて大雨に立ち向かう事」と解説しています。
また、防災クイズでは回答を話し合ったりハザードマップを見たりしながら、避難方法やハザードマップの読み取り方についてお話ししました。実際の被災時の写真を用いた解説も行ったので、より具体的なイメージを持って頂けたと思います。
講座終了後に行ったアンケートでは、「大雨が降ってから避難グッズを準備すると遅いので今すぐ準備しようと思った。」、「ハザードマップを見てどこが危険か分かりました。」などの感想を頂きましたので、水害や流域治水の理解促進、防災意識の向上に微力ながら貢献できたのではないかと考えています。