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河道閉塞の発生を想定した関係機関との連携訓練
by 四国地方整備局河川部、四国山地砂防事務所
吉野川
河道閉塞を伴う大規模土砂災害が発生した場合は、土砂災害防止法に基づく緊急調査を国土交通省が実施します。その場合、国・県・市町村等が連携して災害対応を行う必要があることから、平常時より関係機関における連携体制の構築及び防災担当職員等の災害対応能力の向上を継続的に取り組む必要があります。

四国地方整備局及び四国山地砂防事務所では、緊急調査に備えた訓練として、吉野川水系境川において河道閉塞(天然ダム)が発生したと想定し、投下型水位計をヘリコプターで運搬・調査する訓練を令和5年6月19日に実施しました。

訓練には、徳島県及び高知県の担当者も参加し、高知県内のヘリポートで投下型水位計を吊り込み、境川の観測(投下)地点まで運搬する経路や手順を確認しました。

天然ダムが決壊すれば、その周辺だけでなく、下流にも甚大な被害が予想されます。有事の際は本訓練で得た知識を活かし、関係機関との情報交換等、連絡を密にとり、迅速な対応を目指します。

タグ

関係機関との連携訓練河道閉塞砂防土砂災害

エリア

高知県