(3)地域の振興 岐阜県・富山県 データまとめ 平成12年 3-169
●国道360号宮川細入道路 ●平成12年8月開通
冬期通行不能区間の解消による救急救助活動の確立
国道360号の課題
・国道360号は宮川沿いの急峻な地形のなか、落石危険箇所、幅員狭小区間、雨量規制区間が存在。
・12月初旬から4月中旬(約5カ月間)は雪による通行不能区間(約5.9km)に。
解消のため道路整備
・1工区(L=2.3km)は権限代行事業として、平成12年8月、富山県施工区間と同時に開通。
・1工区の開通により冬期通行不能区間が解消し、通年通行が可能に。
・これまで冬期は急病人を高山市へ搬送していた吉城郡宮川村杉原地区の住民は、富山市への搬送が可能に。
・未整備区間(約10.3km)内に雨量規制区間があり、生活道路が分断される状況は解消していない。
・今後、未整備区間は、事業化している2工区(L=2.7km)と岐阜県区間の事業の推進で、生活道路としての役割を確保する必要がある。
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