(4)交通の円滑化 三重県 データまとめ 平成9年 4-83
●国道42号松阪多気バイパス ●平成6年3月一部開通(12工区)
広域連携で開設した衛生センターを支援する松阪多気バイパス
「松阪地区広域衛生センター」の開業に向けて
・近年、松阪市およびその周辺町村では、下水道の普及率が低いため、し尿や浄化槽汚泥の増加が著しく、処理対策が課題。
・6市町村が連携し、「松阪地区広域衛生センター」を計画。
・同施設の効率的な運営を図るには「人が集まる住宅地・商店街などの市街地を回避した運搬ルート」と「円滑な交通基盤」が求めらた。
・施設の開業にあわせ平成6年3月に、同バイパス12工区の一部区間が開通。
待たれる国道42号松阪多気バイパスの全線開通
・開通後、年々搬送量が増え、6カ年を経過した平成11年度は、当初比で12%の増加、常時約200(kl/日)(バキュームカー130台)のし尿などが運搬・処理された。
・社会問題となる運搬上の苦情もなく各地区の生活環境の保全に貢献。
・同バイパスは9工区および12工区の一部区間を開通したたが、市内の渋滞はいまだ改善されず、全線完成によって、交通の円滑化が図られ、さらなる本施設の効率的な運営がされるものと期待されている。
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