案内標識のしくみ-2(交差点における方面・方向の案内)

設置対象
 
 主要な道路と道路交差する交差点では、交差道路の方面、方向などの案内をしています。
 交差点案内標識設置にあたっては、下表の設置の目安に基づいて、道路の規格交通量地域性を考慮しその交差点にあった標識を設置するようにしています
 
経路案内標識の設置の目安
 
 
主に国道
主に主要地方道
主に都道府県道
主に国道
主に主要地方道
主に都道府県道
予 :予告案内標識
交 :交差点案内標識
確 :確認標識
:設置すべきもの(予告案内標識については、
   片側1車線の場合、必要に応じて設置)
:必要に応じて設置するもの
 
交差点における方面、方向などの案内
 
 方面、方向の案内には、105系統と108系統の交差点案内標識があり、それぞれ下表のような性格があります。
 このことから、重要な交差点にはできるだけ108系統の交差点案内標識を設置するようにしています。
 
使用区分
長所
短所
105系統
2車線以下の道路(108系統記載の道路除く)の交差点。 標識板を有効に利用して、方面、方向および距離を案内できる。 標識板の全面に表示がなされているので、判読性はあまりよくない。
108系統
車道幅員が広い交差点。
交差形状が複雑な平面交差点または立体交差されている道路の交差点。
進行方向別通行区分の指定がある道路の交差点。
交通量の多い交差点。
標識板のレイアウトに多少空白を生ずるが、交差形状の表示や交通流に合わせた案内ができ、判読しやすい。 標識板のレイアウトに空白を生ずる。
 
設置場所
 

・105系統・・・差点の手前30m以内

・108系統・・・交差点の手前150m以内
 

標識板面の表示例
 

105系統の交差点案内標識の表示例 

108系統の交差点案内標識の表示例