資料3-2
沿道環境の改善を目的とした交通需要調整のための料金施策の基本的考え方及び試行的実施について 参考資料

3.首都高速道路及び阪神高速道路の現況

(1) 首都高速道路の料金体系

区分 現金による
通行料金
回数通行券
種類 販売金額 割引額(率)


東京線 700円 9回券
24回券
100回券
5,700円
14,250円
57,100円
約10%
約15%
約18%
神奈川線 500円 9回券
24回券
100回券
4,100円
10,200円
40,800円
約9%
約15%
約18%
埼玉線 400円 14回券
30回券
100回券
5,000円
10,000円
32,650円
約11%
約17%
約18%
※特定料金区間 300円 9回券
24回券
100回券
2,450円
6,100円
24,450円
約9%
約15%
約19%


東京線 1,400円 9回券
24回券
100回券
11,400円
28,550円
114,150円
約10%
約15%
約18%
神奈川線 1,000円 9回券
24回券
100回券
8,150円
20,400円
81,550円
約9%
約15%
約18%
埼玉線 800円 14回券
30回券
100回券
10,000円
20,000円
65,300円
約11%
約17%
約18%
※特定料金区間 600円 9回券
24回券
100回券
4,900円
12,250円
48,950円
約9%
約15%
約18%
注:身体障害者については、現金(ハイウェイカードを含む)で徴収する料金の割引率を50%以下とする。

※特定料金区間
車種区分
普通車 普通・小型乗用車 小型バス(定員29人以下)
普通・小型トラック 自動2輪車(125cc以下を除く)
軽自動車 小型特殊自動車
大型車 大型バス(定員30人以上または総重量8トン以上)
大型トラック(積載量5トン以上または総重量8トン以上)
大型特殊自動車 3軸のトラクター(トレーラーヘッド)

首都高速道路の料金体系図
首都高速道路の料金体系図

(2) 阪神高速道路の料金体系

地区 種別 区間 料金 回数通行券
普通車 大型車 種類 普通車 割引率 大型車 割引率
阪神東線


普通区間 700円 1,400円 9回券
24回券
100回券
5,700円
14,250円
57,100円
約10%
約15%
約18%
11,400円
28,550円
114,150円
約10%
約15%
約18%
阪神南線
および
阪神西線
500円 1,000円 9回券
24回券
100回券
4,100円
10,200円
40,800円
約9%
15%
約18%
8,150円
20,400円
81,550円
約9%
15%
約18%
阪神東線




I
尼崎西〜料金区界(武庫川) 150円 300円 9回券
24回券
100回券
1,200円
3,050円
12,250円
約11%
約15%
約18%
2,450円
6,100円
24,450円
約9%
約15%
約19%
阪神南線 泉大津〜料金区界(助松)
阪神東線

II
西大阪線北津守〜安治川 200円 400円 9回券
24回券
100回券
1,650円
4,100円
16,300円
約8%
約15%
約19%
3,250円
8,150円
32,600円
約10%
約15%
約19%
高石〜料金区界(助松)
尼崎東海岸〜料金区界(鳴尾浜)
東大阪JCT〜西石切町
阪神西線 芦屋〜料金区界(武庫川)
西宮浜〜料金区界(鳴尾浜)
阪神東線

III
池田〜池田木部 300円 600円 9回券
24回券
100回券
2,450円
6,100円
24,450円
約9%
約15%
約19%
4,900円
12,250円
48,950円
約9%
約15%
約18%
阪神西線   垂水JCT〜名谷JCT及び
伊川谷JCT〜永井谷JCT
普通車
大型車
特大車
200円
300円
700円
※第二神明道路と料金一体徴収
1. 身体障害者割引については、現金(ハイウェイカードを含む)で徴収する料金の割引率を50%以下とする。
2.湾岸線通し割引は、湾岸線の阪神西線・東線・南線(3料金圏)を通して利用すると通行料金が割引(11.8%)。
 
車種区分
普通車 普通乗用車・小型バス(定員29人以下)・普通小型トラック・自動2輪車(125cc以下を除く)
軽自動車・小型特殊自動車・2軸のトラクター(トレーラーヘッド)
大型車 車両総重量8トン以上・最大積載量5トン以上・乗車定員30人以上の自動車・
大型特殊自動車・3軸のトラクター(トレーラーヘッド)

阪神高速道路の料金体系図
阪神高速道路の料金体系図

(3) 対象地域の概要

i. 首都高速道路

区分 交通量抑制路線 交通量転換路線
路線名 横羽線 湾岸線
対象区間 川崎市内(6.0km)  
沿道土地利用の状況 山側 沿線の大部分が
住居系地域外
工業専用地域
準工業地域
第2種住居
近隣商業
商業地域
0.3km
1.2km
3.5km
0.5km
0.1km
海側
工業地域
工業専用地域
準工業地域
1.4km
2.3km
2.1km
*1沿道環境
(自排局濃度)
*2(騒音測定)
NO2 0.086ppm
(0.06ppm)
 
SPM 0.165mg/m3
(0.100mg/m3)
 
騒音(夜間) 68dB
(60dB)
 
*3交通容量(台/日) 110,000
(4車線の場合)
150,000
(6車線の場合)
*4交通量(台/日) 84,382
(大師〜浜川崎)
58,290
(東扇島)
*5走行速度(km/時) 52.3 71.1
  1. 横羽線の沿道環境は川崎市池田新田の平成10年における日平均値の年間98%値(2%除外値)である。()内は環境基準値。
  2. 平成9年度に川崎市環境局が日出町一丁目で実測したデータである。
  3. 交通容量は、神奈川地区の交通量推計における容量である。
  4. 交通量は第24回首都高速道路交通起終点調査の結果による。
  5. 走行速度は、平成9年センサスによる。
     

首都高速道路
首都高速道路

ii. 阪神高速道路

区分 交通量抑制路線 交通量転換路線
路線名 神戸線 湾岸線
対象区間 尼崎市内(4.4km)  
沿道土地利用の状況   山側 海側 沿線の大部分が
住居系地域外
第1種住居地域 0.3km 0.4km
準住居地域 2.3km 0.9km
近隣商業地域 0.5km 0.0km
工業地域*1 1.2km 3.0km
*2沿道環境
(自排局濃度)
NO2 0.065ppm
(0.06ppm)
 
SPM 0.093mg/m3
(0.100mg/m3)
 
*3騒音 63dB
(65dB)
 
*4交通容量(台/日) 104,000
(4車線の場合)
156,000
(6車線の場合)
*5交通量(台/日) 97,100
(芦屋〜尼崎)
66,600
(尼崎)
*6走行速度(km/時) 54.4 72.4
  1. 工業地域には、準工業地域・工業地域・工業専用地域を含む
  2. 神戸線の沿道環境は尼崎市武庫川の平成10年における測定値であり、
    NOx : 年平均値
    NO2 : 日平均値の年間98%値
    SPM : 日平均値の2%除外値
    である。()内は環境基準値。
  3. 騒音については、尼崎市道意町2丁目の平成10年における夜間(22:00〜6:00)の測定値である。
  4. 交通容量は、交通量推計における容量である。
  5. 交通量は平成9年センサスによる。
  6. 走行速度は、平成8年自動車走行速度調査(阪神高速道路公団)の昼間平均旅行速度である。
     

阪神高速道路
阪神高速道路

(4) 湾岸線供用前後の利用交通量の変化

首都高速道路(川崎市断面)

  H6.11.1(高速)
H6.9.28(街路)
H9.11.1(高速)
H9.10.2(街路)
増減
産業道路 約33,000台
(約19,000台 58%)
約37,000台
(約22,000台 59%)
約4,000台
(約3,000台)
横羽線 約93,000台
(約45,000台 49%)
約81,000台
(約30,000台 37%)
△約12,000台
(△約15,000台)
小計 約126,000台
(約64,000台 51%)
約118,000台
(約52,000台 44%)
△約8,000台
(△約12,000台)
高速湾岸線 - 約61,000台
(約21,000台 34%)
約61,000台
(約21,000台)
合計 約126,000台
(約64,000台 51%)
約179,000台
(約73,000台 41%)
約53,000台
(約9,000台)

(注意)
  1. 首都高速湾岸線3,4期は、H6.12.21に供用を開始した。
  2. ()内は大型車台数及び大型車混入率を示す。
  3. 料金の車種区分における大型車の混入率は、平成11年度の神奈川線で9.8%である。

阪神高速道路(尼崎市・大阪市境断面)

  H6.3.30 H9.10.21 増減
国道43号 約84,000台
(約21,000台 25%)
約75,000台
(約21,000台 28%)
△約9,000台
(△約200台)
阪神高速
3号神戸線
約100,000台
(約26,000台 26%)
約68,000台
(約15,000台 22%)
△約32,000台
(△約11,000台)
小計 約184,000台
(約47,000台 26%)
約143,000台
(約36,000台 25%)
△約41,000台
(△約11,000台)
阪神高速
5号湾岸線
- 約67,000台
(約21,000台 31%)
約67,000台
(約21,000台)
合計 約184,000台
(約47,000台 26%)
約210,000台
(約57,000台 27%)
約26,000台
(約10,000台)

(注意)
  1. 阪神高速5号湾岸線は、H6.4.2に供用を開始した。
  2. ()内は大型車台数及び大型車混入率を示す。
  3. 料金の車種区分における大型車の混入率は、平成11年度の阪神西線で8.7%である。

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