- 立体交差化、構造の改良、歩行者等立体横断施設の整備等に加え、当面の対策(カラー舗装等)や踏切周辺対策(密接関連道路の整備や改札口の追加等で踏切横断交通量を低減)等、ソフト・ハード両面からできる対策を総動員し、踏切対策を推進します。
- 鉄道を連続的に立体交差化(高架化または地下化)することで複数の踏切道を一挙に除却する。
- 道路又は鉄道を単独で立体交差化し、踏切道を除却する。
- 幅員の狭い踏切道において、歩道新設、歩道拡幅、車道拡幅等の改良を行うことで、踏切を通行する歩行者等の安全性を向上させる。
- 踏切道の舗装を着色し、自動車と歩行者等の通行空間を分離することで、踏切を通行する歩行者等の安全性を向上させる。
- 踏切道の近傍に横断歩道橋などの立体横断施設を整備し、踏切道の横断交通量を減少させる。
- 駅構内に自由通路を整備し、踏切道を通行する歩行者等を迂回させることで、踏切道の横断交通量を減少させる。
- 駐輪場や駐車場、駅前広場、駅乗降口を鉄道線路の両側に整備し、駅を利用する歩行者やバス・自動車等が踏切道を横断しなくても駅を利用できるようにすることで、踏切道の横断交通量の減少を図る。
- 踏切道の出入口にボラードを設置し自動車等の侵入を防ぐことで、踏切道を通行する歩行者等の安全性を向上させる。
- 踏切遮断機や踏切支障報知装置などを設置することで、踏切道を通行する歩行者等の安全性を向上させる。
- 周辺道路を整備することにより、立体交差道路等へ交通転換を図り、踏切道の横断交通量を減少させる。
- 改札口を追加することにより、交通転換を図り、踏切道の交通量を減少させる。
- バリアフリー法に基づく特定道路等の踏切道において、踏切道内誘導表示等を設置し、バリアフリー化された歩行空間を確保させる。
【道路の移動等円滑化に関するガイドライン(令和6年1月)】
https://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/bf/kijun/pdf/all.pdf
※踏切道については、「第7章 その他の施設等/⑥踏切道(P.7-45)」を参照