グリーン物流推進協議会

 

京都議定書において、我が国は2010年までにCO2排出量を1990年比で6%削減することを公約しておりますが、運輸部門はわが国のCO2排出量全体の2割を占めており、我が国としての取組みを定めた地球温暖化対策推進大綱においては、物流分野で約910万トンのCO2を削減することが目標にされております。

物流分野における目標の達成に向けては更なる取組みが必要であり、モーダルシフトの推進に加え、輸送・保管・荷捌き等の効率化等、物流分野全般にわたってCO2排出削減に向けた総合的な取組みを推進することが重要であります。このため国土交通省では荷主企業と物流事業者の協働による総合的な温暖化対策が実施されるような環境づくりを進めることを内容とする「グリーン物流総合プログラム」を、6月末に発表した「国土交通省環境行動計画」に盛り込み、推進に取り組むこととしたところであります。

さて、モーダルシフト等促進協議会は有識者、経済団体、物流関係団体、国土交通省等関係機関からなり、官民の連携によりモーダルシフト等の促進を図る場としてこの3月に設立されたところでありますが、今後、地球環境問題に対応した物流の取組みをさらに総合的に推進する観点から、今までの協議会を発展的に改組することと致しました。「グリーン物流推進協議会」は、関係者の協議に基づく具体的かつ実践的な行動を通じ、環境負荷の小さい物流体系の構築(物流のグリーン化)を促進することといたします

 

グリーン物流推進協議会設置要綱

 

構成メンバー

 

1回グリーン物流推進協議会

  (参考)モーダルシフト等促進協議会

  
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