インフラストック効果とは

インフラのストック効果とフロー効果

 インフラの整備効果にはフロー効果とストック効果があります。
 フロー効果は、公共投資の事業自体によって生産、雇用や消費といった経済活動が派生的に創り出され、短期的に経済全体を拡大させる効果とされています。
 一方で、ストック効果は、整備された社会資本が機能することで、整備直後から継続的かつ中長期にわたって得られる効果です。
 また、ストック効果には、耐震性の向上や水害リスクの低減といった「安全・安心効果」や、生活環境の改善やアメニティの向上といった「生活の質の向上効果」のほか、移動時間の短縮等による「生産性向上効果」といった社会のベースの生産性を高める効果があります。(図1参照)

図1.インフラのストック効果とフロー効果

 インフラの整備を進めることで、地域経済の発展や生活環境の改善に結びつきます。また、整備したインフラを効果的に利用することで、その効果はより大きくなります。
 このようなストック効果について、事例とともにわかりやすく紹介している動画を作成しておりますので、こちらもご覧ください。


What's 「ストック効果」