大都市交通センサス調査からみた大都市圏における
公共交通整備・利用状況の変化について
  • 目次
  • 路線選択状況の変化(近畿圏)


4 路線選択状況の変化(近畿圏)
 東海道本線の北側のゾーンでは阪急神戸本線、南側のゾーンでは阪神本線の利用割合が高くなっており、東海道本線の利用割合が著しく縮小しています。昭和50年時点では国鉄、阪神、阪急の3社でほぼ同額であった灘区〜大阪・梅田間の1ヶ月通勤定期運賃が、国鉄の運賃値上げにより、阪神、阪急に比べて3,000円以上高くなったことが要因と考えられます。
神戸市東灘区・灘区における定期券利用者のゾーン別利用路線割合の推移(シェアが最大となる事業者)(昭和55年)
神戸市東灘区・灘区における定期券利用者の
ゾーン別利用路線割合の推移(シェアが最大となる事業者)
注)定期券利用者による路線利用割合を示している
矢印をクリックして年代を選択して下さい↓
戻る 昭和55年 進む 一覧に戻る>>

<< 前のページ
次のページ >>