外国人材とつくる建設未来賞 国土交通省

応募について

1.応募の流れ

2025年6月上旬募集開始

2025年8月31日(日)
募集締切
10月中旬
検討・審査委員会による審査
12月上旬
審査・選考結果通知及び受賞対象の発表
12月中旬~
表彰式開催

※上記スケジュールは予定であり、変更となる場合があります。
※審査の結果については、応募者へ通知いたします。
※応募フォーム申請は事務局である(一社)建設技能人材機構のサイトに移動します。

2.募集内容

<外国人建設技能者部門> 優秀外国人建設技能者賞

募集対象

〇 応募時点で、以下のいずれかに該当する者

ア 1号特定技能外国人
イ 2号特定技能外国人

〇 過去に優秀外国人建設技能者賞を受賞していないこと。

応募者

〇 応募に際しては、自薦他薦を問いませんが、他薦の場合には、募集対象の承認を得てください。

<受入企業部門> 外国人材育成賞

募集対象

〇 継続的かつ効果的に外国人建設技能者の建設技能、日本語能力及び就労環境の向上に取り組んでいる企業等
〇 応募時点で、外国人建設技能者を雇用していること。
〇 過去に外国人材育成賞を受賞していないこと。

応募者

〇 応募に際しては、自薦他薦を問いませんが、他薦の場合には、募集対象の承認を得てください。

<外国人材活躍優良事例部門> 未来への取り組み賞

募集対象

〇 建設業に従事する外国人技能者、外国人技術者等の外国人材に関連して、継続して実施している取組であること。
〇 応募にあたっては、応募内容が下記4テーマのいずれに該当する取組か、一つ選択すること。

ア 建設技能 :外国人材の建設技能等の向上に関する取組
イ 日本語能力:建設業に従事する外国人材の日本語能力の向上に関する取組
ウ 共生   :建設業に従事する外国人材と社会の共生に関する取組
エ 事業展開 :建設業に従事する外国人材の受入れを契機に新たに始めた取組

〇 過去に「外国人材とつくる建設未来賞」に応募した場合であっても、新たな内容又は前回応募時のものと比べて付加的な事由が存在する場合には、前回の応募時の内容を含めて再応募することができる。

応募者

〇 応募に際しては、自薦他薦を問いませんが、他薦の場合には、取組主体の承認を得てください。

3.選考方法と審査基準

選考方法

応募のあった外国人建設技能者の取組内容又は企業若しくは団体等の取組内容について、事務局による予備審査を経て、学識経験者・有識者等で構成する「外国人材とつくる建設未来賞検討・審査委員会」(委員長:蟹澤宏剛 芝浦工業大学建築学部教授)における本審査により<外国人建設技能者部門>、<受入企業部門>及び<外国人材活躍優良事例部門>の受賞者を選定します。なお、全ての部門について、優れた応募がない場合、該当なしとする場合があります。また、惜しくも受賞を逃した者のうち、特に表彰すべき個人・企業・取組等があると認められた場合に限り、上記表彰とは別に表彰することがあります。
※外国人材活躍優良事例部門では、予備審査後、本審査前に委員による事前審査を行います。

審査基準

審査においては、部門・賞ごとに以下の点を総合的に評価します。
※詳細については、部門・賞ごとの応募専用フォームをご確認ください。
※記載内容の裏付けとなる客観的資料の有無や内容についても、評価の際に考慮させていただきます。
※審査委員会の審査に必要な場合には、事務局が申請者よりヒアリングさせていただきます。

<外国人建設技能者部門> 優秀外国人建設技能者賞

〇 外国人建設技能者の建設技能及び日本語能力の向上に関する取組が顕著であること

『建設技能』

【例示】

・技能検定 2 級、1 級又はこれと同等の資格(以下、技能検定等と言う)を取得していること
・複数の職種の技能検定等を取得していること
・社内外の技能大会等で優秀な成績を収めたこと
・その他これらと同等の技能を有していること

『日本語能力』

【例示】

・日本語能力試験N3、N2、N1又はこれと同等の資格を取得していること
・日本語弁論大会等で優秀な成績を収めたこと
・その他これらと同等の日本語能力を有していること

〇外国人建設技能者自身が、建設現場での指導的役割を担うための取組を計画的に行うとともに、建設現場での施工・品質管理等に貢献していること

『指導的役割を担うための取組』

【例示】

・施工管理技士、登録基幹技能者を取得していること
・職長・安全衛生責任者教育を修了したこと
・その他計画的に職長や安全衛生責任者にとって有益な教育の受講等を行っていること
・建設現場で実際に職長又は班長として指導を行っていること
・その他外国人技能者自身が建設現場での指導的役割を担うための取組を計画的に行っていること

〇外国人建設技能者が企業の一員として、建設技能及び日本語能力の向上や他の技能者の教育に計画的に取り組んでいること

『企業の一員としての取組』

【例示】

・企業と一緒になって自身の将来の目標などを話し合いながら目標設定をし、技能の向上に計画的に取り組んでいること
・日本人も含めた他の技能者に技能向上に関する指導・教育を計画的に行っていること

〇建設技能や日本語能力の習得等に取り組みながら地域社会との共生に向けた他をリードする取組を行っていること

『地域社会との共生』

【例示】

・地域社会との交流・友好親善について、地域社会と共に取り組んでいること

(過去受賞者の例)

・自身を含めた社員一同が公道の清掃などを毎週行っている。
・地域のイベントに自身が参加し、お仕事体験として子供たちに自身の従事する建設工事の仕事を教えた。
・会社の取組の中で、自身は自社の実習生だけでなく、他の会社の実習生等にも、ゴミ出しの仕方や、公共交通機関等の乗り方などを指導している。

※過去受賞者の例にとらわれず、創意工夫を活かした取組があれば、積極的にご記載ください。
なお、実際の応募の際には、可能な限り、地域名、イベント名、取組の内容等を具体的にご記載ください。

<受入企業部門> 外国人材育成賞

〇 継続的かつ効果的な外国人建設技能者の建設技能、日本語能力及び就労環境の向上に関する取組が顕著であり、計画性があること。自社の取組にとどまらず、周辺の企業や関係団体との連携が認められること。

『継続的かつ効果的な外国人建設技能者育成』

【例示】

・外国人建設技能者個人を問わない育成計画があること
・自社制度等により独自に建設技能を確認する仕組みがあること
・技能検定等の取得に対する具体的な支援制度があること
・技能検定等の取得者を継続して排出していること
・周辺企業若しくは団体加盟企業に対するノウハウ提供等の連携があること
・その他継続的かつ効果的な外国人建設技能者育成に資する取組があること

『継続的かつ効果的な就労環境の向上』

【例示】

・外国人建設技能者の意見を聞く仕組みを設けていること
・外国人建設技能者と日本人従業員がコミュニケーションを取る機会が設けられていること
・技能向上を促す昇給制度等が設けられていること
・周辺企業若しくは団体加盟企業に対するノウハウ提供等の連携があること
・その他継続的かつ効果的な就労環境の向上に資する取組があること

〇 生活・文化面において、地域社会と外国人建設技能者との共生に向けた取組が認められること

・地域社会との交流・友好親善に取り組んでいること

<外国人材活躍優良事例部門>未来への取り組み賞

〇 本部門では、『建設技能』、『日本語能力』、『共生』及び『事業展開』の審査テーマから応募内容の特徴となるテーマを選択していただき、選択された審査テーマに沿って審査します。(なお、全テーマに共通する審査基準があります。)

『共通』

【例示】

・建設業に従事する外国人技能者、外国人技術者等の外国人材に関係している取組であること
・これまでにないような新しい取組であること
・継続性のある取組であること
・取組について、様々な機関や外国人材と広く関係していること
・取組について、ノウハウ等を広く業界に共有していること

『建設技能テーマ』

建設業に従事する外国人材に対して、継続的かつ効果的な建設技能等の向上に係る取組を実施していること

【例示】

・外国人材の将来的なキャリア(他の在留資格への移行や特定技能外国人としてのキャリア等)を見据えて、資格取得等の支援をしていること
・建設技能等の向上に関して、学習機会・環境の整備や受講料補助等の支援をしていること

『日本語能力テーマ』

建設業に従事する外国人材に対して、継続的かつ効果的な日本語能力の向上に係る取組を実施していること

【例示】

・外国人材の将来的なキャリア(他の在留資格への移行や特定技能外国人としてのキャリア等)を見据えて、資格取得等の支援をしていること
・日本語能力の向上に関して、学習機会・環境の整備や受講料補助等の支援をしていること

『共生テーマ』

建設業に従事する外国人材に対して、地域社会との共生に資する取組を実施していること

【例示】

・日本人と外国人が互いの文化的ちがい(言語、生活習慣等)を認め合い、対等な関係の構築に寄与していること
・外国人材が地域住民の一員として融和することに寄与し、地域社会の振興や課題解決等に資する取組であること

『事業展開テーマ』

建設業に従事する外国人材の受入れを契機に建設業に関連した新たな事業を展開していること

【例示】

・外国人材の受入れを契機としており、事業展開を見越した外国人材の育成等を含めた取組であること
・建設業の発展または社会課題等の解決に資する取組であること
・事業を展開した国・地域のニーズと、整合した事業であること

4.表彰式

受賞者及び受賞企業には、表彰式でそれぞれの取組を紹介する簡単なスピーチ又はプレゼンテーションをお願いします。

5.本件に関する問い合わせ先

外国人材とつくる建設未来賞表彰事務局
<表彰全般及び外国人建設技能者部門について>
一般財団法人 国際建設技能振興機構(FITS)
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町1-9-9 石川LKビル6階
電話:03-6206-8877 E-mail :excellent@fits.or.jp

<企業/団体部門について>
一般社団法人 建設技能人材機構(JAC)
〒105-8444 東京都港区虎ノ門3-5-1 虎ノ門37森ビル9階
電話:0120-220-353  E-mail :award@jac-skill.or.jp

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