特許庁の庁舎は従来から現在の敷地にあり、昭和9年に完成した当時は三年町庁舎と呼ばれていました。その後、地名が霞が関に変更 になり、現在の霞が関中央官庁街の南西に位置することとなりました。 現在の庁舎は平成元年に完成し、当時は、官公庁オフィスとして初めての本格的な、しかも民間を含めても最大級のインテリジェントビルで した。このため、快適なオフィス環境づくりと、新たに導入されるペーパーレスシステムなど大規模で最先端のOA化に対応する、「人間と機 械の共生の場」をオフィス空間の中に創り出すことが目標とされました。 また、外壁を花崗岩貼りとし、風格とシンボル性を持たせるとともに、敷地には塀の類を設置せず緑を多く配置して、彩りが多くうるおいの ある外部空間を構成し、都市環境の形成に配慮しています。 |
・1989年(平成元年)建築
・鉄骨鉄筋コンクリート造 地上16階 地下3階
・建面積:5,019m2 延面積:85,353m2
・使用官署:特許庁、他
※建物の面積については国有財産面積を示す。 |
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