歴史的建築物、まちなみの持つ歴史・文化を尊重している。
※歴史的建築物の保存のページも併せてご参照下さい。
歴史ある街並みと調和した小樽公共職業安定所
○所在地:北海道小樽市
明治から昭和にかけて建設された銀行が立ち並び、隣地には旧日銀小樽支店が建つ「北のウォール街」と呼ばれた一角にあり、整備にあたっては壁面線、立面形式等を考慮し、歴史あるまちなみとの調和に努めています。
鹿児島税務署
旧鹿児島気象台
○所在地:鹿児島県鹿児島市
移転・新築となった鹿児島税務署の敷地には、多くの人々から親しまれた旧鹿児島地方気象台があり、有識者による歴史評価検討委員会の意向を踏まえ、旧気象台の面影(イメージ)を持った建物外観の採用や使用されていた建築材料を再利用することにより歴史的イメージの継承によるまちなみの景観整備を行っています。
保存改修を行った気象台と増築部
○所在地:神奈川県横浜市中区
現在稼動している気象台として国内で三番目に古く、気象台としての機能の刷新を図りつつ、既存建物及びブラフ積みと呼ばれる石積み擁壁を保存し、山手地区の歴史的景観に調和するよう整備を行っています。
【重点検討事業としての取組】
・ワークショップの開催
※ 本施設は、歴史的建築物の保存のページにも掲載されています。
○所在地:愛知県名古屋市港区
名古屋港湾合同庁舎は、名古屋港の海への玄関口、観光・商業施設が建ち並ぶ名古屋港ガーデンふ頭付近に位置し、周辺には名古屋港水族館やガーデンふ頭臨港緑園などがあり、築地地区都市景観地区に指定されています。
別館の整備にあたっては、外観は名古屋港カラー計画マニュアルに準拠し、景観整備地区の基準色である白色をベースとした港まちらしい外観とし、まちなみとの調和を努めています。
【重点検討事業としての取組】
・歴史的まちなみとの調和を考慮した景観整備に係る方針の検討
・自治体の周辺整備計画との調整