13 PFIの推進
 
 
1.我が国におけるPFIへの取組み
 
 PFI(Private Finance Initiative)とは、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法であり、1992年、英国において提唱された概念であるが、我が国においても、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)」が平成11年9月に施行され、平成12年3月にはPFIの理念とその実現のための方法を示す「民間資金等の活用による公共施設等の整備等に関する事業の実施に関する基本方針」が、内閣総理大臣により策定、公表された。
 
2.建設省におけるPFIへの取組み
 
 建設省においては、平成9年11月に「民間投資を誘導する新しい社会資本整備検討委員会」を設置して、建設省のPFI推進についての基本的な考え方等について検討を行い、平成10年5月にその報告書として「日本版PFIのガイドライン」を取りまとめた。
 また、事務次官を委員長とする「建設省PFI推進会議」を設け、省内におけるPFIの推進体制の充実を図るとともに、PFI相談窓口を各局等に設置し、PFIについての民間からの相談、提案等への対応を行っている。
 さらに、PFI導入の可能性等を探るため、街路(市街地再開発)、都市公園施設、有料道路及び公営住宅の4事業について、それぞれワーキンググループでケーススタディを行い、事業スキームや民間事業者の選定手法等に関する調査検討の成果を第一次報告として取りまとめた。
 今後、民間事業者、地方公共団体等の意向も踏まえながら、PFI方式の活用を通じて、一層効率的かつ効果的に住宅・社会資本の整備・管理が行われるよう着実に取組みを進めることとしている。
 
 
 
[前ページに戻る]   [次ページ(第3 建設活動の動向、建設産業と不動産業)へ進む]