未来の沖縄を象徴する
〜那覇新都心シビックコア地区の整備〜

 平成11年8月、那覇市により、那覇新都心の中枢となる地区として 「シビックコア地区」が定められ、官公庁施設や公益的施設を核とした機能的、空間的な連携を図った整備を行い、魅力と賑わいのある都市空間の形成を図ることを目標とする 「那覇新都心シビックコア地区整備計画」が策定されました。
 那覇新都心は、米軍施設及び区域(住宅地)跡地であり、那覇市の北部に位置しています。国際的なビジネス活動の拠点として位置づけられ、行政・商業の中枢機能、文化機能、住宅機能などを複合的に整備することとされています。
 「那覇新都心シビックコア地区」は、多様な複合機能が集積し、市民活動の交流拠点となる新しい都市核であり、未来の沖縄を象徴する都市型観光拠点、沖縄の風土や文化が息づく亜熱帯庭園都市の実現をめざすとともに、まちのイメージを先導する象徴的なシンボル景観の形成を図ることとしています。
 当地区内では、国の施設として那覇第二地方合同庁舎を整備することとしており、「シビックコア地区整備計画」の理念に基づき、 「地域に根ざした」 「環境負荷の小さい」 「防災拠点施設としての」 庁舎整備を基本方針として、平成11年度より設計を行い、鋭意整備していくこととしています。

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