(3)収益性を重視した不動産鑑定評価の実施

 不動産の証券化等を通じて土地の流動化を促進するためには、対象不動産が生み出す収益(キャッシュフロー)を詳細に把握し、その収益力を価格に的確に反映させる鑑定評価が必要不可欠である。このため、収益性を重視した精緻な評価に必要な手法や調査・分析手続等を不動産鑑定評価基準に明確に位置づけるため、国土審議会土地政策分科会に不動産鑑定評価部会を設置し、不動産鑑定評価基準の見直しについて審議を行っているところであり、13年度中に結論を出す予定である。

 

テキスト形式のファイルは こちら

前の項目に戻る      次の項目に進む