2.都市防災

(1)オープンスペースの確保と緑化の推進

1)防災公園整備の推進
 地震災害時に、避難地や延焼防止帯、ボランティアなどの防災活動拠点となる都市公園の整備を推進する。
 第6次都市公園等整備七箇年計画においても、「特に災害時における避難地、避難路、広域防災拠点等としての機能を有する都市公園については緊急にその整備を図る」こととしており、防災公園街区整備事業、防災緑地緊急整備事業等、様々な施策を推進している。

2)緑化重点地区総合整備事業の拡充
 多様な緑地の整備や緑化の促進による延焼防止機能の向上等により、特に緊急に対策が必要な市街地における防災機能の構造的な強化を図るため、平成13年度に、対象地区要件に「防災機能を向上する地区」を追加するなど、緑化重点地区総合整備事業を拡充した。

3)都市山麓グリーンベルトの整備
 都市域における土砂災害に対する安全性を高め、無秩序な市街化による土砂災害危険箇所の増加を抑制するとともに、緑地を確保するため、市街地に隣接する山麓斜面にグリーンベルトとして一連の樹林帯の形成、在来植生を活かしつつ斜面の安全を図る緑の斜面工法による土砂災害対策を推進している。

 

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