第4章　環境にやさしい社会の実現への取組み

　国土交通分野における環境問題については、地球温暖化や大気汚染問題が近年深刻化している一方、海洋汚染や水質汚濁、騒音等についても引き続き対応が求められている。また、環境問題への国民の関心は確実に高まり、市民が参加する環境保全活動が活発になってきている。
　このような中で、とりわけ、地球温暖化防止や生活環境の改善・保全に配慮した、環境にやさしい交通の実現、恵み豊かな自然の保全・再生による自然共生型社会の構築、健全な物質循環が確保された循環型社会の形成等が切実な課題となっている。このため、国土交通省は以下の取組みを推進していくことにしている。