第6章 安全の確保

 安全の確保は、豊かな国民生活や活発な経済活動の大前提として欠かすことが出来ない。国土交通省では、水害、土砂災害、地震、火山災害等の災害や、陸・海・空の交通事故などから、国民の生命、財産を守るための施策を幅広く推進することとしている。
 また、阪神・淡路大震災などを契機として、近年、危機管理の重要性が強く認識されてきている。そのため、不測の事態に備え、被害を最小限に食い止める災害、事故、事件などの発生に対して、速やかな対応ができるような体制の充実に努めている。
 特に、米国同時多発テロ事件を踏まえ、交通機関、重要施設等はその安全確保策を強化することが喫緊の課題となっている。

 

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