(4)既存ストックの維持管理の充実

1)道路管理の充実
 道路管理において、既存施設の老朽化、道路ストックが増加し、既存施設の老朽化が進行する中、道路の安全性を維持するためには、施設の修繕・更新がこれまで以上に重要になる。このため、トータルコスト縮減等を目指したアセットマネジメントの考え方導入、IT技術を活用したリアルタイムな監視体制、道路利用者やNPOなど多様な主体の連携など、様々な施策を導入することで、限られた予算と人員の下で良好な道路サービスを継続的に提供する。

図表II-6-14 管理瑕疵事故件数の推移
図表II-6-14 管理瑕疵事故件数の推移

2)ダムのライフサイクルの長期化
 ダムを半永続的に使用するため、流砂土砂の多いダムでの堆砂対策として、貯砂ダム、浚渫・掘削、排砂ゲート、土砂バイパスなどを各ダムの特性を踏まえながら取り組む。

図表II-6-15 地方ごとのダム堆砂率(実績堆砂量/総貯水容量)
図表II-6-15 地方ごとのダム堆砂率(実績堆砂量/総貯水容量)

 

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