(1)ロシア宇宙ステーション「ミール」の軌道離脱計画に関する対応

 「ミール」の軌道離脱計画に関し、連絡会議等を通じて関係省庁との情報の共有を図り、省内及び所管事業者等に対する情報提供を行った。また、平成13年3月23日に行われた「ミール」の落下に際し、不測の事態に備えて首相官邸別館に関係省庁等とともに待機するとともに、関係部局及び事業者等との連絡体制を整備した。
 結果として「ミール」の軌道離脱計画が無事終了したため、事故災害等には至らなかったものの、本事案のように不測の事態に備えて国土交通省として万全な体制をとることは、国民の安全の確保及び実際に事故災害等が発生した際の被害を最小限に食い止めることが出来るという観点から、国民の利益に資するものである。

 

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