(3)メガフロート

 海洋空間の有効利用による社会資本の円滑な整備と海事産業の高度化を促進するため、メガフロートの研究開発を推進している。
 12年度は、横須賀沖に設置した1,000m空港モデルを用いて、メガフロートの空港利用の可能性について最終評価を行い、4,000m級空港が技術的に可能であることを明らかにした。また、メガフロートの安全基準を整備するとともに、防災拠点としての整備効果等について検討し、メガフロートの導入環境の整備を図った。さらには、多様な海洋空間利用のニーズにこたえるため、外海の荒海等のさらに厳しい条件にも対応できる新形式のメガフロートの基礎的研究を実施した。
 13年度は、耐震性や大都市からのアクセスの容易性などの情報バックアップ基地としての最適な基本性能を有するメガフロートを活用し、低廉かつ高信頼の情報バックアップ基地を実現するため、他省庁とも連携して、メガフロート情報基地機能実証実験を実施する。

 <メガフロート>
メガフロート

 

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