1.公共工事における積算技術の充実

 国土交通省では、公共工事の積算に用いる各種基準を定め、積算の透明性を確保するため、各種積算基準類の公表を行っている。土木工事標準歩掛については、平成13年度までに、全体で130工種の歩掛を作成し、積算の簡素化等に努めてきたが、今後も、工事目的物毎の歩掛制定を図るなどさらに積算の合理化、簡素化の促進を図る。
 また、歩掛調査に合わせて、生産性改善事例の普及促進や施工制約要因の適正化を図るなど施工環境の改善を推進する。
 さらに、建設機械の損料の正確な算定のために、建設機械の価格、整備費用、稼動状況を把握し、ライフサイクルコストの実態調査を行い、最新の実態を反映した損料算定表に改正する。

 

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