第II部 国土交通行政の動向 

(2)高規格幹線道路と地域高規格道路の重点的整備

 高規格幹線道路や地域高規格道路などの自動車専用道路は、広域的な交通ネットワークを形成する柱として重要な役割を果たしている。平成19年度までに以下の目標の達成を目指して整備に取り組んでいる。

 
図表II-5-2-5 高規格幹線道路及び地域高規格道路の内容、実績、整備目標

高規格幹線道路は、国土空間の有効活用を図り地域ブロックの自立的な発展や物流の効率化などを強力に支援するため、14,000kmのネットワーク整備が進められており、平成14年度の主な供用予定区間として首都圏中央連絡自動車道がある。また、地域高規格道路は、高規格幹線道路と一体となって、地域発展の核となる都市圏の育成や地域相互の交流促進、空港・港湾等の広域交通拠点との連結等に資する路線をとして整備が進められており、平成14年度の主な供用予定区間として第二京阪道路がある。道路整備における整備目標は、全道路の走行台キロに占める高規格幹線道路などの自動車専用道路の走行台キロの割合を、平成19年度末までに15%に引き上げることである。
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